50年愛され続けるレジャーバイク「モンキー」

モンキーはもともとレジャー用の原動機付自転車として開発されたもので、車に積んで、出先で乗り回すという目的があったために、コンパクトで気軽に乗れる原動機付自転車として作られました。

 

それがこのモンキーの最大の特徴となり、ポケットバイク並みに小さなタイヤと小さなボディ、折り畳み式のハンドルはまさに自動車に積むために考えられたものです。

 

今でこそ違いますが、当初は軽量化や簡易性を高めるためにリヤサスペンションすらつけられていませんでした。

 

出先で遊び感覚で乗るため、ガソリンもそれほど多くは必要としないということで、ガソリンタンクも小さいですし、使い道からオフロード走行も強いられるため、タイヤはブロックパターンの悪路でのグリップを高めるものとなっていますし、全体的なデザインもオフロードバイクのようなものを採用しています。

 

エンジンは4ストローク単気筒エンジンで、これはスーパーカブのエンジンを流用した形で付けられています。

 

トランスミッションは当初は遠心クラッチに3速リターンとなっていましたが、1984年のモデルから通常のクラッチ式に変更され、トランスミッションの段数も4速となりました。

 

モンキーには、燃料タンクを大型化し、自動車への積載能力を排除したゴリラという派生モデルがありました。

 

これは、モンキーと基本を同じとし、車を積むことは考えず日常的に使う原動機付自転車として作り替えられたものでした。

 

ガソリンタンクの大型化、シートの大型化、キャリアの採用、ロードタイヤの装着など、モンキーを現実的なものに作り替えたものとして販売されていましたが排ガス規制によってコストがかかるということから、モンキーにすべてをゆだねた形で生産終了となりました。