教習車でもお馴染み「CB400FOUR」

自動二輪免許がエンジン排気量によって区分されるようになってからだいぶ経ちますが、その免許制度の改正に放浪されてしまったオートバイがこのCB400FOURです。

 

このモデルは免許制度が改正される1年ほど前に発売されたモデルで、ドリームCB350FOURのエンジンをボアアップした形で作られた、408ccエンジンを搭載するモデルでした。

 

発売当時は、何ら問題がなかったのですが、免許制度の改正によって400cc以下とそれを超えるエンジン排気量をもつものとでは免許の種類が違い、401cc以上のドリームCB400FOURの乗るには、当時は簡単に取らせてもらえなかった、限定解除をすることが必要で、それに対応すべく、400cc以下のエンジンを搭載する必要があったのです。

 

それが1976年に発売された中型免許で乗ることができるドリームCB400FOURで、当時は408ccのものと398ccの2種類のモデルがあったということになります。

 

現在でもこのモデルを中古で購入するときには注意が必要です。

 

中型免許しか持っていない方の場合は、国内向けだけに作られていた398ccモデルを購入しなければなりません。

 

このモデルの大きな特徴は当時の中型モデルとしては珍しかった4気筒エンジンの搭載と、シリンダーブロックから延びるエキゾーストパイプのデザインです。

 

当時はまだ「集合管=悪」という概念はなく、市販車両でも最初から集合管を持っているモデルがありました。

 

その1台がこのモデルなのですが、集合部に至るまでのエキゾーストパイプのデザインがうねるような形状となっているのがこのモデル外観的な特徴で、一部ではデザイン的なものだけではなく、排気干渉や騒音に対応するためだとも言われています。

 

このモデルが実はのちの400ccクラスの基礎となったモデルで、400cc空冷4気筒エンジンを持つモデルのお手本となりました。